Michiyo’s 『道』 BLOG!

こんにちは。慶児道代です。私のブログへようこそ!

嬉しいお知らせ! ライブ配信のご案内!

今日は、嬉しい 嬉しい ご案内です。

岡山の岡南教会から、パイプオルガンとのリサイタルを生配信でお届けできる事になりました!!

【開催日時】
6 月 30 日(火)18 時~19 時 45 分(日本時間)
18 時~19 時 10 分:配信コンサート(60 分 / 休憩あり)
慶児 道代 Michiyo Keiko (ソプラノ)
仲谷沙弥香 Sayaka Nakatani (オルガン)

~休憩(10 分)~

19 時 20 分~19 時 40 分:配信トークセッション(20 分)
慶児 道代
仲谷沙弥香
正野隆士(公益財団法人 YMCA せとうち代表理事/理事長)
太田直宏(公益財団法人 YMCA せとうち代表理事・総主宰)※司会進行

【プログラム(予定)】
19 時~(60 分 / 休憩あり))
〈前半〉
B.Martinů / Vocalise (ヴォカリーズ)
B.Martinů / Niponari (歌曲集「ニッポナリ」)
(日本の和歌にインスピレーションを得た歌曲集「ニッポナリ」)
=休憩=
〈後半〉
山田耕作 / 歌曲 (この道、他...)
A.Dvořák / Biblické písně op.99 (歌曲集「聖書の歌」)

※プログラムは予告なく、変更する場合がございます。

【開催場所】
岡南教会(岡山市中区

【視聴メディア】(無料配信)
視聴用 URL:https://youtu.be/HcnWCO9b_-4


◆主催:慶児道代 配信コンサート実行委員会
◆協力:YMCA せとうち、岡南教会
◆制作協力:MID、OMS

見つかる。つながる。よくなる。 ライブ配信企画
『ソプラノ 慶児道代 配信コンサート from OKAYAMA』

「ひとりではない」
繋がり、助け合い、だれ一人取り残さずに、この世界的な危機を乗り越えることを目指す。
本企画は、様々な団体や個人が力を合わせ、「心の手でつながりを続けよう!」という岡山発のプロジェクトです。
また、本企画は「#だれもひとりではない おかやま親子応援プロジェクト」にも賛同し、子どもや各家庭を「ひとりにしない」ために、「音楽」をファクターとして、体験や学習をご家庭にお届けするプロジェクトです。
そして、コンサート等が自粛される中、音楽家にとっても幅広い地域や年代の方々に「音楽」をお届けする貴重な機会となり、音楽家自身への支援にもつながる企画であります。
出演は、現在、チェコ国内を中心に国際的に演奏活動を行っている、岡山出身のソプラノ 慶児道代さん。オルガンは、エリザベト音楽大学宗教音楽科パイプオルガンコースを主席で卒業し、独奏オルガンの演奏会、チェンバロのソロ・リサイタル等でも活躍する、仲谷沙弥香さん 日本のうた等、皆様にお馴染みの曲も取り入れたプログラムでお届けいたします。
そして、発信する会場は、わが国キリスト教社会事業の草分け、石井十次先生創立の岡山孤児院の跡地 713 坪に 1991 年(平成 3 年)に完成した、岡山市の「岡南教会」
ここから、世界へ発信する「平和の歌声」は、まさに本企画ならではの特別なものとなることは、間違いありません。
いま、「音楽」の力を確かめるとき…。
このプロジェクトを、わたしたちと共に見届けていただけましたら幸いに存じます。

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全ての切っ掛けは、私の友人... 

「岡山のリサイタル無くなっちゃって残念…、折角だから、こっちにいる間にライブ配信とか、できると良いね~。」

彼女は、自分も大変な中、私の事を気にしてくれて、ライブ配信のサポートできそうな方(MIDさん、OSMさん)に声をかけていてくれたのです。

「慶児さん!ライブ配信できるかも!!やるとしたら、どんな形でやりたい?」

「うわぁ!!教会からパイプオルガンの伴奏でリサイタルの配信とか…やってみたいけど…、出来るかな?」

早速この話を先方にしてくれて、YMCAせとうちさんがこのアイディアに興味を持って下さって…、会場が岡南教会に決まり、知人が仲谷沙弥香さん を紹介してくれ...、6/5に関係者が岡南教会に集まり…非常に友好な話し合いが行われたのです。

会場となる岡南教会は、石井十次先生創立の岡山孤児院(最盛期には1200人の孤児が生活を共にしていた)の跡地に建てられており、YMCAせとうちさんのプロジェクトに通じるものを感じます。

石井十次先生の日記に、岡山孤児院の活動に協力したとして名をあげられているイギリス人、エドワード・ガントレット山田耕作の姉の旦那さんで、ガントレットが岡山に滞在した6年間、少年 山田耕作は、この姉夫婦とこの岡山で暮らし、この義理の兄 ガントレットからオルガンの手解きを受けています。
山田耕作の和声感覚の秘密が この岡山の地にあるのです。
岡南教会の会衆席240の会堂に設置されたパイプオルガンは、その山田耕作ガントレットの出会いを思い起こさせてくれ、ここから生配信させて頂ける事を我々演奏者は、とてもありがたく、幸せに思っております。

プログラムには、敬虔なクリスチャンだったドヴォルザークの歌曲集『聖書の歌』をメインにしたいと考えていました。
2018年の東京でのリサイタルで、ピアノの伴奏でお届けいたしましたこの曲集、オルガンの伴奏でまた違った趣を感じて頂ければ幸いです。

そこに、和と洋の文化の入り混じる物ができればと…、これまた、チェコの作曲家ボフスラフ・マルチヌーの作品、日本の和歌にインスピレーションを得た歌曲集『ニッポナリ』を演奏いたします。

これは、マルチヌーの若い頃の作品で、元々オーケストラ伴奏で書かれ、主にメゾ・ソプラノによって演奏されています。
マルチヌーが使用した元の詩が、既にドイツ語訳されていた様で、和歌自体の原型は留めておりませんが、非常に幻想的な作品となっています。後にピアノ譜も出版されましたが、ピアノでは出し切れない原曲オーケストラの雰囲気が、オルガンによって可能になるのを感じながら、稽古をしております。
私はソプラノですが、この度は声種に捕らわれずに歌いたい作品に取り組ませて頂きます。オペラの様に多くの出演者と共に作り上げる作品と違い、ソロで作り上げる世界では、声種の枠を超えて表現する事はアリ!だと思っていて、これまでにもメゾ様に書かれた作品を歌っております。

今後...様々な分野で、これまでの境界線、常識を越える動きが出てくるのでは…と、思っています。私も臆することなく、新しい流れに身を置いて行きたいなと思います。

「届けたい物を、届ける!」そこに集中して、オルガンの仲谷さんと共に準備を進めて参ります。


6/30(火) 18:00~ https://youtu.be/HcnWCO9b_-4

皆さんにお会いできる事を楽しみにしております!

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