Kdo zlaté struny zahrát zná,
jej ctěte víc než sebe;
neboť Vás tak Bůh miloval,
že poslal Vám ho z nebe! ..............
金の弦を鳴らせる者を、
自分よりも尊みなさい、
何故なら、神の愛により
天から送られた者だから...
ヴィーチェスラフ・ハーレクの詩による、スメタナの歌曲集「夕べの歌」の第一曲、冒頭部分です。
色んな人生がありますよね...。
今日も、皆さんの歌を通して垣間見させて頂きました。
この詩にある「金の弦」
私は、楽器(ヴァイオリンの弦、木管楽器のリード、声楽で言えば声帯...)だと思ってたんですよね。
コンセルヴァトワールで教えるようになって...、習えば 楽器は演奏できる(鳴らせる)ようになるんだけど、人の心の箏線を震わす事が出来る人って...ホントに貴重なんだと解ってきました。
”zlaté struny” そのまま訳すと「金の弦」...
これは、音楽家が演奏する楽器ではなくて、人々の心の箏線...なんじゃないかな...と、思う...。
技術、テクニック 音質...そういう物を超えた所にある、その人の生き様だったり、暖かさだったり、素直さだったり...。
無心で歌う時に たとえレッスン中であっても、皆さんの 「それ」が、ブルブル私を震わすんですよね。
包み隠さず...それができる人を...大事にしようよ…って事なんだと思うな...。
教えながらも、皆さんの歌に、人生に...感動してます。
ありがとう。
どんな時も、歌っていて下さいね。