7月1日〜9日まで、チェコのトゥルノフという街で、夏期講習が行われ、声楽講師として参加致しました。
この街は、私が声楽を教える切っ掛けをくれた町でして、お付き合いは、もう22年になります。
当時のチェコでは本当に画期的な企画で、子供の為の音楽講習会(音楽工房と名付けていました)として、地域の子を中心に、姉妹縁組を組んでいるポーランドやドイツの街からも参加者が来て、泊まりがけで音楽合宿をすると言うものでした。
私のクラスは、とにかくオープンな状態で、皆んなが見学している中で、午前中に15〜20分の公開レッスンを全員が受け、午後にも15〜20分の公開レッスンを受け、受けている本人は小さな気付きを深め、見守る友達は受けている子の成長を喜び讃えつつ、そこから刺激を受けて自分の成長に繋げているという本当に素晴らしい「音楽工房」でした。
そこで学んだ子達が、今は立派なソリストとして、チェコの音楽界で活躍しています。
この工房出身の子 数名を、のちに音楽院で教える事にもなったりしてね。
皆、歌い続けています。本当に尊いご縁を頂いたなと思います。
今回の講習会は、年齢制限無しで最年少は12歳、最年長は72歳、音楽院やアカデミー(音楽大学)で学ぶ子や、既にプロとして活動している歌手さん、音楽基礎学校の声楽の先生など、総勢13名が私のクラスで、9日間の間にそれぞれ5回のレッスンを受けました。
そう。。。結構な時間数で、期間中に講師コンサート(一般入場可の普通のコンサートです)もあるという。。。。中々にハードな日々でした!!!
でも、参加者は皆、本当に熱心に取り組んで下さって、5回のレッスンでみるみる変化されていきました。
10日に疲れ切って戻り……今日やっとこれをアップするという状況なのであります。(苦笑)
ここの講習会は、講師陣が皆さん素敵な方達で、彼らと会える事、話せる事もとてもとても楽しいのです。
7月7日のレッスン後、講師陣 皆との夕食会(Bedřichov)の写真、
講師コンサートで久しぶりにSlávka Pěchčová-Vernerováと一緒に演奏した後の写真など、幾つかあげてみますね。
P.S.
そして…実は…、音楽の活動とは別に、細々と動き出している事がありまして…。
何々??と気になる方は、ちょこっとこちらを覗いてみてください。