Michiyo’s 『道』 BLOG!

こんにちは。慶児道代です。私のブログへようこそ!

なかなか…寒いです!

暖房ですが...。
昨日で 事は解決せず、今日に持ち越しとなりました。
大家さんが、電気ヒーターを貸して下さって 寒さしのげてます。

しかし...朝、布団から出ると…、なかなか 寒いです!

それでも、いつもと同じく 朝 窓開けて換気をしてしまう 私!

ルルルル... ハッハッハ!!

 

私は、岡山県倉敷市と言う非常に 住みやすい気候の中で 育ちました。

雪が降る事も少なく、積もるなんて事も殆ど無い冬から チェコに行って…。

チェコの北部の街 リベレツと言う街の劇場に入った年の冬は 異常に寒くて 11月からドッサリ雪が降りました。

その雪景色を 喜んでいたのは私だけ!
そして…、その日から 5月の頭まで、リベレツはず~っと白かった!

 

雪の白さに感動したのは最初の1週間だけ。その後は、毎朝 窓を開ける度に グン! グン!と窓枠に近づく雪にある種の脅威を感じてましたね。

朝は道が凍ってまともに歩けず、昼過ぎには朝蒔いた塩でぐちゃぐちゃになって まともに歩けず…。

え~!雪ってこんなに大変なの~~~!って感じでした。

その後、雪解けの頃、巨大ツララの落下の恐怖にウォ〜!! 雪に埋もれて見えなかったゴミやら、犬の〇〇やらが現れた時はゲ~~~~!!!でした。

 

この年は、ホントに異常に寒い年で、一週間 日中最高気温が-10℃を超えない事があって、子供と老人は外出禁止が出ていて、街は閑散としてました。

-10℃を超えると もう寒くないですね。

痛い!!

その週の最低気温-26℃を記録した日!午後(と言う事はもう薄暗いです)舞台稽古の為、目以外は 全て覆って 宿舎から劇場まで 通常8分の所、その倍以上かけて行きました。

冷気を吸わない様に マスクの上にスカーフ、その上にマフラーを巻いて、メガネは 息が蒸気となって上がった途端 凍って 前が見えなくなるので外して…。

そうしたら、上がった蒸気がまつ毛にあたり 瞬きの瞬間に凍って、目を開けようとすると バリバリッ!バリバリッ! 劇場着くまでに、まつ毛が無くなるんじゃないかと思いましたよ。

そうそう! 公衆電話(携帯はまだ普及してなかった)の受話器の上、聴く方は大丈夫だったんですが、下の方は、息(蒸気)が凍って振動が伝わらなくなってて、向こうには何も聞こえなかった!!

寒さは モチロンですが、一連のマイナス気温による「初体験」で疲れていたら、ロシア人の演出家が、「僕はシベリアで -58℃を経験した。-30℃までは 大丈夫。人間はそんなに簡単に死なない。それを超えれば 寒さは全て一緒だ。気温は関係なくなる。」と笑ってました。

いやぁ、 世界はデカい!と思いましたね。

 

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