昨日、無事に終演いたしました。
本当にありがとうございました。
これ開演10分くらい前の会場です。友人が撮ってくれてました。
これから、また増えたそうです。
開演前に、ピアノの石井さんが、
「道代さん...、お客さんが一杯座ってるんですけど…...。予想してたのと全く違うんですけど…...。」
「?...!!!!...!!」
のぞき窓から見ると、ホントに!!!
皆さんのお声掛けのお陰です。
お客様の空気が暖かくて、客席とステージの良い交流を感じながらコンサートが始まりました。
ルサルカの最終曲が終わった後の、空気が止まった様な静寂......。
客席とステージが一体化したのを感じました。それが出来るお客様が来て下さってた事がありがたくて...ウルウル来てました。
昨日の出演メンバーは、私が一緒にやりたいと思う人達ばかりでした。
ピアノの石井里乃さんも、ナレーションの西田多江さんも、人の空間に押し入らないんです。それは、ステージの上でも同じで、一緒にその場に居る人をステージ上であれ、観客席であれ、感じている人達です。
西田さんのナレーションは、必要な言葉のみを優し~く皆さんの中に届けて、皆さんが自分で自由に想像する空間を残されます。お客様は、自分の想像力で既にそれぞれの映像を見ている様な状況の中に、私と石井さんが演奏でお邪魔する感じ...。
石井さんのピアノは、私の表現したいイメージをしっかりとくみ取りながら、ご自分の中には常に揺るぎない芯を持っていて下さる。またその場の空気をしっかり感じてる方なので、私も 彼女の音色や流れ、お客様の様子を感じながら一緒に空間を創っていける。
今回は、オペラアリアも終わりが解りにくい物が沢山で、余りそういう事でお客様を迷わせたくなくて、暗転でお話をトントン先に進めたいと思ったので、東京文化会館の舞台監督さん、マネージングのテンポプリモさんの手も借りて...。
ヘアメイクは、いつもお世話になってる難波由華さんが、岡山から馳せ参じて下さって、早変わりもバッチリでした!
皆さん、本当にお世話になりました!
私はいつもコンサートの最後に、横文字を一杯聞いて下さったお礼に、日本歌曲を歌うんですが、今回はオール・チェコ・プログラムと言う事で、その線を逸脱しない様に考えた結果!皆さんが良くご存じのチェコのメロディーを日本語で!と言う事で、「遠き山に日は落ちて」を歌わせて頂きました。日本語...喜んで頂けたかな???
終演後、ロビーで皆さんと言葉を交わさせて頂く事が出来て、プラハでお世話になった懐かしい顔にも沢山出会えて、ホントに嬉しかったです。
地元の岡山からも沢山来て下さってて...本当にありがとうございました。
集客の悩みを相談していた友人達は、当日券を買う人を見て、開演前から 既に泣いて喜んでいたそうです。
何と言うか、私は本当に人に恵まれています。
皆さん、本当にありがとうございました!
コンサートでは、多くの方が涙を流されたと仰いました。それを嬉しそうに仰って下さって...。落ち込んでいたり、悩んでたりしていた気持ちが洗い流された...と仰って下さる方も居て...、そんな風にお役に立てたんだ…良かったな...と思いました。
またの機会を...!と言って下さった方も多く、こういう声をかけて頂けるうちに、次に繋げて行けるよう…アドヴァイスを頂きながら考えていこうと思います。
ロビーには、中学の同級生、高校の友人がお花を寄せてくれていました。
今日は、一日、色々な方から、メッセージやメールを頂いて、朝の内はまだコンサートが終った事が信じられないでいたんですが、段々と実感がわいて来ています。
昨日の今頃、バタバタと楽屋を出たんですよね...。
やっとブログで皆さんにご報告です。(笑)
皆さん、終わりました!
本当にありがとうございました。
写真は、皆さんから頂いたもので!
↑ 調律の執行さん!凄い人でした。この日このピアノを弾く ピアニスト仕様に調律されてた!そんな事が出来る事に驚いてたら、そんなもんじゃ終わらなかった!ピアノの音色、我々のGP聴いて、本番までにまた 変化してた!こんな人初めて!!ビックリでした!!
終曲は 妖精でも、人間でもなくなって、ただ彷徨ってる ルサルカ第3幕からでした。なので...、衣装もボロボロになった様相...。(笑)
宿泊先なので、花瓶はペットボトル。
これはほんの一部です。
ホントに沢山のお花や贈り物をありがとうございました!!!