小学校の6年生の時 倉敷少年少女合唱団内で ソリストのオーディションがありました。
中学生がやっているソロのカヴァーを小学生から選ぼうと言う事でした。
「海のソーラン節」と言う確か2部合唱の曲だったと思います。ゆったりとしたフレーズでした。私の頭には、このフレーズを朗々と歌う声のイメージがハッキリあって、その声で歌いたいなぁと思いながら、家で練習していましたが 中々思うようにはいきませんでした。
オーディションの日、ドキドキしながら部屋に入り まず 上級生ソリストの歌を聴きました。素敵な声に聴き惚れました。
この後 我々小学生が一人ずつ歌ったのですが…。
…!自分のイメージの声が出たんです!出たと言うより、身体が鳴ってる! と言う感じでした。気持ち良くて、オーディションと言う事もスッカリ忘れてました。
時に.... こう言う事が起きますよね。
皆さんも 経験あると思います。
天から力を頂いたような瞬間。
ご褒美だったり、ここまで来れるんだよ!と言う可能性を見せて下さってたり…。
あの時以来、歌うと言うイメージ?感覚が 変わりました。
貴重な体験でした。