“これから”が“これまで”を決める

先日の「閉じない扉」を読んで、お世話になってる方からメッセージを頂きました。

その中で、理論物理学者の佐治晴夫さんがおっしゃったという言葉を教えてくださいました。

『これまで”が“これから”を決めるのではなく、“これから”が“これまで”を決める』

時代が移って行く中で、人の常識や価値観はドンドン変化して行きます。
時代の流れと共にこれだけ常識や価値観が変わりながらも、その時々の常識や価値観に沿って生きられないと、変り者、不届き者とされる様な風潮が、廃れる事無く続いています。

私、本当は幼い頃から、枠に嵌った考えが無くて、自分の考えがシッカリある人間だったのかも知れないです…。

でも、そう言う自分に罪悪感を感じて、枠に嵌る為に無駄にエネルギーを使って、人の意見を気にして、誰かにGOサインを出してもらいたがっていた様に思います。

しかし…実際は…、特異な人生になっている辺り…、どうやっても曲げられない物が、強く強く私の中に在ると言う事かな…（笑）

「何故道代は、自分がコツコツ積み上げてきたものを簡単に崩してしまうの？」とイタリアの友人に聞かれました。

傍から見たら、そう見えるんだろうなぁ…。

多分…、一つの場所で、自分の地位を築く事には、興味が無いんでしょうね…私は…。

崩したように見えるのは、私がそれまでいた枠から外れた所に出て行ったから…。

でもね… 私がコツコツ積み上げたモノも、全ての経験から得たモノも、み～んな私の中にあるんですよね。（笑）

最近…やっと…、やっと…と言ったら良い様な、淡い感覚ですが…。

物事には、良いも悪いも無いんだ…と、理屈ではなく、私の中心から理解できる様になった感じなのです。

現状に一喜一憂しないで、他人や世間の価値観ではない、自分の価値観を大切に生きて行きたいと思える様に…

やっと…、そうなれました。

『これまで”が“これから”を決めるのではなく、“これから”が“これまで”を決める』

この言葉を伺った時…

今自分がこんな感覚で居る事を励まされたように感じました。

実際は、とんでもない状況におります。（笑）
『これからが…』に大きく頷きながらも、これまで気になりながらやらなかった事、私に必要な事をまずクリアしないと、先に行けない感じです。
どうやってここから這い出して、最終的にどこに向かうのか…、正直、まだよくわかってません。　

とんでもない大冒険かも知れないです。（笑）
でも、楽しみです。

私の全ての経験、出会った全ての人が私を私を導き育ててくれて、今の私がある。

今はとにかくこの『私』が頼りです。